暴露 (秘密を知ってしまった・・・)
7
その日はどうかしていたのだと思う。
いつもやっている書類のファイリングに、取引業者リストの更新、電話の応対、それに松村さんから指示された作業、課長に来客があればその応対とお茶出し・・・。それでいていつも机の上は片付けておかないといけない。朝から息つく暇もないほどだった。
そこに松村さんから新たに指示を出された。会場の予約をしてくれという。取引業者との重要な会議を緊急に開くらしく、会議の後の懇親会の手配までしなければならない。総務部長も出席するとのことだ。会場は、いつも会社で利用している会議室を備えている近くのホテル。いつも空いているから予約できるはずだという。
松村さんから指示されてすぐに、電話をいれてみた。しかし、話し中でつながらない。時間をおいて電話することにした。
午前中はいろんな仕事に忙殺されて時間に追われているようだった。それでも、仕事の確認をするべきだった・・・。
午後二時、問題の電話を受けたのは青木さんだった。
「え、会場が予約されていないのですか?」
「あ!!」と、悲鳴を上げたのは私だ。そう、すっかり予約することを忘れていたのだ。
予約を忘れていたことを松村さんに告げると、田中課長を探してくると言ってあわただしく席を立っていった。
いつもやっている書類のファイリングに、取引業者リストの更新、電話の応対、それに松村さんから指示された作業、課長に来客があればその応対とお茶出し・・・。それでいていつも机の上は片付けておかないといけない。朝から息つく暇もないほどだった。
そこに松村さんから新たに指示を出された。会場の予約をしてくれという。取引業者との重要な会議を緊急に開くらしく、会議の後の懇親会の手配までしなければならない。総務部長も出席するとのことだ。会場は、いつも会社で利用している会議室を備えている近くのホテル。いつも空いているから予約できるはずだという。
松村さんから指示されてすぐに、電話をいれてみた。しかし、話し中でつながらない。時間をおいて電話することにした。
午前中はいろんな仕事に忙殺されて時間に追われているようだった。それでも、仕事の確認をするべきだった・・・。
午後二時、問題の電話を受けたのは青木さんだった。
「え、会場が予約されていないのですか?」
「あ!!」と、悲鳴を上げたのは私だ。そう、すっかり予約することを忘れていたのだ。
予約を忘れていたことを松村さんに告げると、田中課長を探してくると言ってあわただしく席を立っていった。