Extreme city
足首を極めたまま、小柄なサカズキを持ち上げた羅刹。

彼はそのまま、金網を足場に高々と跳躍した後。

「うぐっ!」

サカズキを頭からマットに叩きつける!

「鬼ならばこの程度では死なん」

サカズキの片足を摑んで、ブラリと持ち上げる羅刹。

サカズキが羅刹の強さを見極めていたと同様に、羅刹もサカズキの強さを高く評価していた。

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