Extreme city
直後。

「そうかよっ!」

一気に間合いを詰めた不動のボディブローが、華奢なシルヴァの腹にヒット!

「うぐぅっ!」

たった一撃で、彼女は崩れるようにマットに蹲る。

「おいおい、一発かよ」

サングラス越しに顔を顰める不動。

「それじゃ試合が盛り上がらねぇだろぉ?せめて5分はもってくれよ…秒殺じゃ賭けの対象にもなりゃしねぇぜ」

好き勝手な事を言う不動の前で。

「う、うぅ…くっ…」

シルヴァはヨロヨロと立ち上がる。

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