Extreme city
「誰が痩せ我慢してるって?」
手に入れた銀竜の鱗を指先で弄びながらニヤリと笑う不動。
チェーンを通してネックレスにするつもりらしい。
「あのぐれぇ余裕だぜ?竜に踏まれた程度じゃ俺は倒せねぇな」
「嘘ばっかり。首も足も、傷が開いてまた出血してるでしょ?」
お見通しとばかりに溜息をつく明日葉の顎を。
「!」
不動は片手で摑んだ。
「同じスプリームツインだからって口煩く説教してんなよ?てめぇと俺は『同格』じゃねぇんだ、よく覚えとけ明日葉」
「そっちこそ」
パシッ!と叩いて、明日葉は不動の手を払いのける。
「貴方みたいな男と同類だと思われるなんて怖気が走るわ」
世間では『至高の二人』として並び称される不動と明日葉であるが、実際の所、二人の仲は最悪だった。
「ケッ…さっさと負けて処女膜ぶち破られちまえ」
吐き捨てるように言う不動。
「余計なお世話よっ!」
赤面して、明日葉は顔を顰めた。
手に入れた銀竜の鱗を指先で弄びながらニヤリと笑う不動。
チェーンを通してネックレスにするつもりらしい。
「あのぐれぇ余裕だぜ?竜に踏まれた程度じゃ俺は倒せねぇな」
「嘘ばっかり。首も足も、傷が開いてまた出血してるでしょ?」
お見通しとばかりに溜息をつく明日葉の顎を。
「!」
不動は片手で摑んだ。
「同じスプリームツインだからって口煩く説教してんなよ?てめぇと俺は『同格』じゃねぇんだ、よく覚えとけ明日葉」
「そっちこそ」
パシッ!と叩いて、明日葉は不動の手を払いのける。
「貴方みたいな男と同類だと思われるなんて怖気が走るわ」
世間では『至高の二人』として並び称される不動と明日葉であるが、実際の所、二人の仲は最悪だった。
「ケッ…さっさと負けて処女膜ぶち破られちまえ」
吐き捨てるように言う不動。
「余計なお世話よっ!」
赤面して、明日葉は顔を顰めた。