Extreme city
「そういう事だからよ!」

ダンッ!とマットを踏み抜くような踏み込みから、不動のロングフック!

ルーヴは。

「!」

不動とは対照的な軽い踏み込みの音と共に、彼の頭上に手をついて倒立。

そのまま背後に回り込んだ。

「……」

折角背中をとったのに、何をするでもなく棒立ちのルーヴ。

「野郎…」

ゆっくりと振り向いた不動の額に、青筋が浮かぶ。

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