Extreme city
十六夜vs吠条・C・マリア
「『大会運営本部より通達。石動 不動、竜胆 明日葉の両名は挑戦者との試合での敗北によりスプリームツインから降格、予備要員とする』」
「何だとぉっ!」
控え室。
明日葉の読み上げる文面に、不動はソファで激怒する。
絆創膏、包帯だらけ。
毛皮のロングコートを肩にかけて隠れているが、彼の背中には大きく『Under Dog(負け犬)』の文字が刻まれている。
「黙れ不動。内容がよく聞こえん」
「あ゛?」
目を閉じ、腕を組んだまま立っていた十六夜の言葉に、不動が反応する。
ソファを立ち上がって因縁をつけに歩み寄った時。
「『尚、現在予備要員の羅刹、十六夜の両名は、挑戦者との試合に勝利した場合、正式にスプリームツインとして昇格を認める』」
明日葉の声が耳に入った。
「何だとぉっ!」
控え室。
明日葉の読み上げる文面に、不動はソファで激怒する。
絆創膏、包帯だらけ。
毛皮のロングコートを肩にかけて隠れているが、彼の背中には大きく『Under Dog(負け犬)』の文字が刻まれている。
「黙れ不動。内容がよく聞こえん」
「あ゛?」
目を閉じ、腕を組んだまま立っていた十六夜の言葉に、不動が反応する。
ソファを立ち上がって因縁をつけに歩み寄った時。
「『尚、現在予備要員の羅刹、十六夜の両名は、挑戦者との試合に勝利した場合、正式にスプリームツインとして昇格を認める』」
明日葉の声が耳に入った。