私の王子様は…

美咲と北島くん




あれから本当に何事も
なく一週間が過ぎていった…

恵斗くん…神埼くんと
廊下ですれ違ってもまるで
他人のようにお互いをみもしないで
通りすぎる…

ある意味それでよかったのかも…

「「はぁ…」」

二人のため息が重なった
お互い驚いて顔を見合わせた

「「どうしたの?」」

わお…
私達いきぴったり

「私達息ぴったりね~」

「本当にね~」

「で?優里はどうしたの?」

「え?あっ私は平気だよ!
何もない!!で美咲は!?」

「はぁ…あのね…
最近北島くんの顔が頭から
離れないのよ~」

え?それって…

「恋じゃんか!!」

「やっぱそうなのか~」

少し頬をピンクに染め
嬉しそうに言った

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