私の王子様は…


「水野さ~んお客さん来てるよ~」

ぅえ!?私!?

「ちょっとごめんね
行ってくる!」

「行ってらっしゃ~い」

私に用なんて…誰だろ?

「あの~
水野ですけど~」

廊下を覗いてみたけど…
私を呼んだ人なんていたの?

「み~ずのちゃん!」

「ひゃあ!!」

後ろからバァッと
出てきた

「やぁ♪覚えてる?俺のこと?」

「北島くん!!」

「ピンポ~ン!当たり~」

「で、どうしたの?私呼んだの
北島くんでしょ?」

「Yes!ちょっと国語の教科書
忘れちゃって~」

「貸してくれってこと?」

「うん!」

「はぁ…わかった
ちょっと待ってて~」

私は苦笑いをして教科書を
取りに行った…


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