私の王子様は…


私と美咲は荷物をおきに
ホテルへやって来た

「意外と広いね~!」

「ねっ!ホテルってあんまり
来ないからテンション上がる!!」

「優里はよくテンション上がるね…」

んなっ!別にそんなことはない!
…と思う

「………ねぇ優里…私の恋を…
応援してくれる?」

「ん?もちろん!!」

美男美女でお似合いだしね!
やっぱり悠祐くんには
私何かより美咲の方がお似合い!!

あ…そう言えば私悠祐くんに
告白されたことまだ美咲に言ってない…
言った方がいいのかな…
まぁややこしくなるよりマシだよね?

「美咲…私…悠祐くんに
告白されたんだ…」

「……………え?」

「でも!断るから!!」

「優里も北島くんのこと
好きなの?」

「へっ!?違う違う
私が好きなのは…」

ん?誰だ?
いないのかな…?

「とにかく!!断るから!!
私何かより美咲と悠祐の方がお似合い
だから!!」

「ははっありがとう!」

「よし!準備できたしそろそろ行こう?」

「うん!」

私達は水着を着て待ち合わせ場所へ
向かった

「おせぇんだけど…」

「ごめんね?あれ?悠祐は?」

「浮き輪とか準備しに行った」

「…じゃあ私北島くん待ってるから
二人は先行ってて?」

「あ゛?別にいいよ…」

「そうだよ…こいつと一緒に海とか
ありえない!」

「てめぇ!!」

ん?待てよ…私と神埼くんが
いなくなれば美咲と悠祐くんは
二人っきりだ!!

「やっぱり海行こう!!
私神埼くんと一緒に泳ぎたいな?」

私は精一杯の可愛い顔した

「……別にいいけど…」

「よしっ!じゃあ先行ってるね♪」

私は神埼くんの腕を掴みグイグイ
海の方へ連れてった

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