私の王子様は…



ふふ~
私いいやつ~

そんなことを思いながら
羽織っていたパーカーを脱いだ

「…………」

「神埼くん?」

「////
早く行くぞ…////」

「へっ!?待って!
そんないきなり入ったら!?」

溺れる!!
私泳げないよ!!

「何?泳げないわけ?」

「…………泳げるし」

「言ったな?」

ニヤニヤしながらいってくる
くっそ~

するといきなり私をお姫様抱っこ
した

「じゃあこっから落としてもへ~き
だよな?」

「わかった!!わかったから!!
マジで死ぬ!!私泳げないの~」

ぎゅう…
っと神埼くんにしがみついた


「っ!…////
お前それ反則…」

そう言うとそっと
私を下ろしてくれた

フゥ…助かったぜ…

と思ったら

ザップ~ン!!

滑って見事に転んだ…

「い~や~!!死ぬ死ぬ!!」

グイッ!!

「何やってんだ
バーカ…」

うっ…
身体が密着してる…////

「おい…離れろ…優里に触んな…」

あっ悠祐くん!!いつのまに…

グイッ!!

「お前には関係ねーじゃん…」

グイッ!!

「恵斗も優里とこんなベタベタ
する必要無くない」

グイッ!!

「あ~もう!!私はものじゃない!!」







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