私の王子様は…




ウィーン

「わぁ…涼しい!!」

少し涼しくなってきた
最近でも暑いものは暑い
だからコンビニとか涼しい室内は天国に
感じたりする

「何すっかな~」

キョロキョロと店内を見渡す神埼くん

「あ…」

アイスのUFOキャッチャーだ
あっ!!あのイチゴ味の美味しそう!

なんて思いながらそのUFOキャッチャー
を見てると…

「食べたいの?」

「へ?」

「アイス…」

「ま…まぁ…」

「とってやろっか♪」

ニヤリと神埼くんは笑った

嫌な予感…

「とって欲しいんだよな?」

「……ぅん…」

「別にお願いしてくれたら
とってやってもいいけど?」

でた!!
神埼くんの俺様モード!!

「結構です!」

私は少し強い口調で言った

「嘘だって(笑)
ほらとってやるから」

「…………あのイチゴ味の奴がいい…」

「ぷっ…単純すぎ…」

「何か言った?」

「べっつに~」

ガコンッ

神埼くんは一発でイチゴ味のアイスを取った

すご…

「ほらよ…やる」

「ありがとう!」

「そこのベンチで食うか」

「うんっ!!」

私はベンチに座りアイスを食べ始めた

「うま♪」

「そう…そりゃよかったな」

次はどこいこ…
プリクラ撮りたいけど男の子って
そういうの駄目そうだしな…

「プリクラ撮るか」

「ぅえ!?いいの!?」

「駄目なの?」

「全然やじゃない!!むしろ
撮りたい!!」

「じゃあいくぞ~」

「わっ!!待ってもうすぐ食べ終わるから!!」

私は急いでアイスを食べ尽くした

「よしっ行くぞ!!」

「わっ!!」

ギュッ

神埼くんが手を繋いできた

…////

「はぁ…いちいち反応がオーバーすぎ…」

「うっさい!///早く撮るよ!!」

そのあとは何枚かプリクラを撮り
その辺をブラブラした









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