私の王子様は…



「席着けよ?
いつまでつったってンだ…」

神埼くんは帰って行った
そして先生に声を掛けられた

「はい…」

はぁ…
私のバカァ…





「それでは今日は運動会の実行委員
決めんぞ
やりたい人~」

シーン…

「やる気のある奴いないのかよ~
はぁ…じゃあ投票で決めっぞ~」

好きにしておくれ…
私はどうせ当たらないしな…

「うしっ決まった!!
実行委員は水野と川崎に決定!!」

「「はぁぁああ!?やだよ!?私は(俺は)!!」」

川崎くんとハモった!!
とかどうでもよくて!!
ほんっと無理!!
絶対無理!!

「先生変えてください!!」

「やだね
じゃあ二人は放課後2ー6な!
じゃあ解散してい~ぞ♪」

本当に最悪…

「水野…頑張ろうな!!」

川崎くん!?さっきのブルーなテンション
どこ行った!?

「川崎くん…実行委員やじゃないの?」

「え~?ん~さっきは面倒くさいって
思ったけど折角皆が俺らに投票して
くれたんだよ?頑張んなきゃ!!みたいな(笑)」

「…………そうだよね!!
頑張んないとだよね!!よっし!!何かやる気わいてきたぁ~!!」

「その調子だ水野ぉぉぉ!!」

「わりぃけど優里借りるから…」

「神埼くん!?」

「水野の彼氏さん?」

「うっうん…////」

「早く行くぞ!!」

「わっ!!待って!!ごめんね川崎くん!」

「おう!」













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