私の王子様は…
水族館
季節は冬。
「う゛~さむっ!!やっぱ待ち合わせ
店内にするんだった…」
今日は水族館デートです!!
楽しみ過ぎて早く来たのはいいけど
そろそろ死ぬ…
ふわっ
と私を何かが包みこんだ
「わっ!」
「お前来んの早いっていっただろ?
ったく…めっちゃ体冷えてんじゃん…
早く中入るぞ」
「神埼くん…」
たまに優しい所にキュンと
します!!
あっいつもも優しいけど8割意地悪
だから…
ギュ…
私の手を掴んだ
最近はデートするときよく
神埼くんと手を繋ぐ
チケットを買い、中に入ると
「わぁ…やっぱ中は暖かいね~」
「寒かったら困るけどね…」
「あっあの魚可愛い~」
「そうかぁ?」
「え?可愛いじゃん!!」
そんな会話を繰り返しながら
ドンドン奥に進んでく
「わぁ!ペンギンだ!!超可愛い!!」
「………何か歩き方がお前にそっくり…」
「なっ!!言ったな~!
あっちのイカつい魚と神埼くんの方が
似てるし!!」
「てめぇ…」
「ふんっ!!」
「あっイルカのショウやるって」
「本当!?早く行こ!!」
「単純なやつ」
「うっさい!!ほら早くー」
「はいはい…」
こうして私達はイルカのショウへ向かった