私の王子様は…
フゥ…と一息つき部屋を
見渡した
整理整頓されていて神埼くんっぽい
部屋
「あ!」
写真だ!!
私は写真を手に取って見た
写真に写っていたのは
小学生くらいの神埼くんと
その隣に…
「恵斗…くん?」
ドクン…
え?
どういうこと?
「神埼くんが…恵斗くん何じゃないの…?」
「誰?」
「!!神埼くん!!」
バクバク心臓が煩い…
「ねぇ…神埼くん…」
「?優里か?」
「神埼くん…あ…あのさ…」
「なんでお前ここにいんだ?」
「神埼くん…本当に恵斗くん本人?」