【短】俺にしろよ



「祐紀哉くん、おはよ!」




昇降口について、


話しかけてきたのが夏生じゃなくて


心底ガッカリしながら


声の方へ振り返ると、そこには



小さな女の子が立っていた。



「ぅす」



てきとーに返事をして


女の子をスルーしようとすると、


制服を掴まれた。








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