朝の旋律、CHOCOLATE ~Whole Lotta Love~
そうだ。
雪音ちゃんは、メールをくれていたっけ?
哲の『蜜、遅い』から1つ前。
「ああ、良かった」
今から二時間くらい前に、ちゃんと帰宅したみたいだ。
送って貰ったのかどうかは書いてないけど。
雪音ちゃん。
ほんと可愛い。
色素の薄い感じの色白さんで。髪がふわふわと、ゆるくウェーブがかかってて。
触らせて貰ったけど、おっぱいもふわふわだった…。
私のとは、なんか違う。
私のは…硬くはないけど……
ふよ?
………まあ、そんな程度だ。
私は携帯を閉じ、雪音ちゃんの柔らかい、女の子らしい笑顔を思い浮かべながら、ベッドに潜り込んだ。
なんだか、疲れた。
眠い。
哲が、あの子は可愛い、って言ってたっけなあ。
今度、紹介しようかな。
冷たいシーツが足全部に当たったせいか、眠気が一瞬、遠退いた。