年上の彼女【短編】
「うわぁ//」




俺はあやの手を掴んで、動けないようにキッチンの壁に押し当てた。




「ちょっと//優ちゃん!?」


「ん?」




あやの手は細くて、あんまり力を入れすぎたら折れてしまいそうだ。




俺の手を退かすことなんて出きるはずがない。


そうわかっていながらも、可愛い反応が見たくて、



「どうしたの?振り払いなよ」



なんて聞いてしまう最低な俺。





「は…はなして」




涙目になりながらも必死にもがいてる姿を見て、それすら愛しくて仕方なくて…




「そんな目で見られると、いじめたくなる。」





あやとの距離は10㎝。



この距離すらもどかしい…








次の瞬間、






「あっ//」




あやの首筋に唇を寄せたんだ。





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