年上の彼女【短編】
「ゆ、優ちゃん!そんなカリカリしないでね?お母さんも優ちゃんママも悪気はないから!!」




あやが必死に俺をなだめてる。


こんな時はやっぱりあやが年上らしいとこを見せるんだ。


やっぱり俺って情けないよな…


イラつく心を鎮めようと、深く息を吸い込んだ。





よしっ!!




「あや、部屋行く!!」




これ以上邪魔をされてたまるか!!


さっさとリビングから出るんだ。


掌の冷や汗をTシャツで拭い、あやの手をとった。




「あらあら、優、絢ちゃんに変なことしちゃ駄目よ?」



「絢も脱がされないようにね?」





もー!!!





「うるせぇ!」
「うるさい!」






こんなドタバタで始まった俺らの恋。


続きは部屋で…だよな?



あやちゃん♪






―あと1章追加しました―
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