おまわりとヤンキー

誠のお母さんは、楓さん。

お父さんは、櫂さん。

「いただきます」

今日は、ハンバーグ、サラダ、たまごスープ、ご飯。

「楓さん、今日もおいしいです」

「蘭ちゃんと優くらいだわ。おいしいっていつも言ってくれるの」

「いつも、ありがとうございます」

「気にしないで」

食べ終わると必ず、匡がウチに

「わかんねぇとこ、教えてくれ」

「不良なのに勉強か」

「蘭もじゃねぇか」

「まぁな、教えてやるよ」

部屋で1時間で応用問題を教える。テスト前は優以外4人の勉強を教える。

頭が悪すぎんのは、誠と玲。

それに比べて匡だけは1時間教えると90はテストでとってくる。

誠は赤点。玲は20。葵は70くらい。

「匡は、頭いいな」

「蘭ほどじゃねぇよ」

だいたい1時間たつと

がちゃ

「匡にぃに、ママからジュースとケーキ」

「ありがとな、優」

「匡にぃに、がんばってね」

「おう」

2人で優が持ってきたケーキ食べて終了。

んで、風呂はいって

「お邪魔しましたー」

これが日常。うちの何気ない日常。

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