おまわりとヤンキー
「あー。分かんない暇。蘭遊ぼ」
「こんな問題も分かんねぇのか」
「蘭とウチの脳みそ違うからね」
「律、教えてやる」
「やった」
そして、授業の内容も聞かずに律にテストの範囲ほとんど教えた。
「そこ、何してんだ」
袴田の頭から棒2つ、鬼。
「教えてんだよ」
「俺の丁寧な教えをほったらかしてか」
すると、律がズバッと
「蘭のほうが分かりやすいから」
青ざめた顔で黒板に戻る袴田。可愛そうに・・・・
キンコーンカンコーン
「今日の授業終わりだ」
「ありがとうございました」
あー。ねみぃ。だるい。
次の授業は政治経済。ねみぃ。
「蘭、政治経済寝るでしょ」
「寝るに決まってんだろ」
「何で」
「あのおばさん、だるいから」
「ウチがノート書いて見せてやる」
「律もたまには使える奴じゃん」
「いつも、役立たずみたいな言い方やめなよ」
「おう、、、」
律に任せて寝よう。
50分後・・・・・・・・・
「はよー」
「ノートくれ」
「はいよ」
「サンキュー」
頭はまだ寝てる。んでも、やらなきゃいけねぇ。
明日はテストだしな。不良しててもやることはしなきゃな。
不良だからってなめられてたまるもんか。