てのひらを、ぎゅっと。


もしこれから先。


道に迷ったり人生に悩んだりした時は、
心優を思い出そう。


心優とてのひらを、ぎゅっと握りあったことを思い出そう。


そうすればきっと、キレイに光り輝く星が俺をどこまでも照らしてくれるはずだから。


心優、またな。


どこにいてもずっと、心優を限りなく愛してるよ。


俺はもう一度、輝かしい太陽が照りつける大空を仰ぐ。


そして陽だまりに包まれたまま、俺は太陽と大空の下を駆けだした。


俺は心優が生きたこの世界を、これからもただひたすらに、生きていく。


              ーENDー





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