ターゲットRockOn!!
。゚.o。☪人間界☪。o.゚。
✝日本
・・・頭に何か硬いものが当たっている。
そして木の匂い。
あれ、暗い・・・?
あ、そっか。目つぶってるんだった。
ゆっくりと瞼を持ち上げると、目の前にシリルの顔があった。
「うわぁ!」
―――――ゴン
「いったーっ!!」
二度にわたって悲鳴を上げる私。
思わずのけぞった私は、後ろにあった木の柱に後頭部を直撃。
思わず、ぶつけたところに手を当ててうずくまる。
そこに手を当てて顔を上げると、
さっきより少し距離を取ったシリルが、目の前で心配そうな顔をして正座していた。