【短編】不意打ちKiss
「そろそろ帰ります」


あたしは席を立ち、鞄を持った。


そのときだった。
あたしは椅子に足を引っ掛け、転びそうになった瞬間。





ドテッ―――



柔らかい感触。



いい匂いの髪の匂い。




重なる、



2つの唇。



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