Destin.....


「達也君おはよー」


「おはようございます。」


という威勢のいい声が聞こえた。


「あら、元気ね。


ご飯できたから食べてちょうだい。」


そう母さんが微笑んで言うと。


「ありがとうございます。」


と礼儀正しく微笑んで言った。


「んじゃあ、達也ここにすわれ」


そういい、俺が行ったところに達也が座り、
その向かい側に俺は座った。



「うっひょーい。うまそう!」


そういう達也の声が聞こえた。


「あら、ありがとう!」

そういう母さんの声も聞こえた。




「いただきます!」


みんなで声をそろえてご飯を食べた。




ちょうど食べ終わったころ時計を見てみた。


8時20分過ぎていた。



「達也!早く準備しろ!遅刻する。」


そういい俺は達也を急がした。




達也は準備が終わり玄関まで来た。



俺が玄関のドアに手をかけて開けて、俺と達也の揃った「いってきます」の声が玄関で響いたのだった。



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