Destin.....
教室の扉をあけると
わたしの親友の佐久間悠香が
「おはよー」
といってきた。
私も返して席に座ると、いつも早くきている神宮君の姿が見えなかった。
どうしてだろう、とうろちょろ見ていると・・
いきなり、悠香が話しかけてきた。
「あいな、あんた・・・
神宮君のことがすきなの?」
と、直球すぎる言葉を並べて言ってきたのだ。
さすがにびっくりしてしまい、大きい声で
「はあああああああ?」といってしまった。
「な、ななんでそんなこことを?」
しどろもどろなってしまった。
「あんたって・・・
本当に分かりやすいんだから・・」
え、どこが?
「ま、大丈夫よ、あんたはかわいいから全然いける。」
ん、意味分からないことを・・
「かわいくないよ、」
そういうと・・
「はあ?いやみ?
あんたはかわいいんだ!
ま、がんばれー」
そういって自分の席に戻ってしまった。