Destin.....
「まあ、こんな話しててもなんだから、ここ座れば?結構いいよ。」
と、彼女に問いかけた。
すると、
「いいの?」
と、いってきた。
「あぁ・・・。」
と、ニコっと笑った。
そして、愛菜は思った。
この男子生徒が神宮恋ということを。
すごく、さわやかで恰好よく.....
「うわああー。ここすごいね。空が永遠に続いている・・・」
と、言った彼女の表情はまた、寂しげな表情に。
「ねね、神宮、君だよね?クラス何組なの?」
と、問う。
「あぁ。俺は神宮。5組だよ。君は、噂の柴崎愛奈?」
「やっぱり?噂の神宮くんかあー。うわさ通りだね。
ん?噂?私?へ?まあ、愛菜だけど・・・噂って何?」
「あ?噂の神宮君?なんだそれ?
君、結構うわさだよ。”かわいい”って言うね。」
と、言うと恋は笑った。
その、笑顔に彼女は真実を思い出してほしかった。
「私かわいくないんですけど・・・。
あー神宮君の噂は”恰好いい”って言ううわさだよ。」
と、苦笑いした愛菜
「君は、俺的には可愛いと思う///
俺、恰好よくないし」
恋は、少し照れながら言った。
「ありがとッ//神宮君は恰好いいよ!」
と、笑顔で言った。
その、愛菜の笑顔で恋は、なぜかその笑顔を知ってると思った。
だけど、それは言わずにおいた。