最期の言葉
ゆうちゃん→しゅう君
 私が息を止めてしまってから、彼の時間が動かない。
 彼の心は、隅の方でうずくまったまま。

 ねぇ、それじゃダメだよ。お願い、私はこんなあなたを見たくないよ。あなたをこんなにしてるのが私だなんて辛すぎるよ。

 何度呼びかけても、気付いてはもらえない。
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