月光~都会のとある裏組織~
部屋を出た梨梨は
さらに隣の部屋へと
移動した
その部屋も
同じように扉を
開けて中に入る
さっきの部屋と
間取りは変わらない。
…寝相悪いなぁ
左のベッドには
布団を足元に追いやって
大の字で寝ている楽火。
「もう起きてよーっ」
カーテンを開けながら
楽火に言う
「…ぐぅ……」
返事?
「楽火ー!!!」
「う…」
起きた?
「…うっせぇ!」
そう言って楽火は
ばっと起き上がった
「び、びっくりした…」
「俺の台詞だ!
んだよ!」
「だって楽火、
起きないじゃん」
「てかさ、おかしいだろ
なんで毎朝毎朝
寝てる男の部屋に
無断で入ってくんだよ」
「狐狛~~」
私はうるさい楽火を
無視して
隣のベッドへ向かう
覗くとスヤスヤと
気持ち良さそうに
寝ている狐狛
「狐狛~朝だよー」
「ん~…」
楽火のうるさい声で
目が覚めたのか
目をこすりながら
伸びをしている
さらに隣の部屋へと
移動した
その部屋も
同じように扉を
開けて中に入る
さっきの部屋と
間取りは変わらない。
…寝相悪いなぁ
左のベッドには
布団を足元に追いやって
大の字で寝ている楽火。
「もう起きてよーっ」
カーテンを開けながら
楽火に言う
「…ぐぅ……」
返事?
「楽火ー!!!」
「う…」
起きた?
「…うっせぇ!」
そう言って楽火は
ばっと起き上がった
「び、びっくりした…」
「俺の台詞だ!
んだよ!」
「だって楽火、
起きないじゃん」
「てかさ、おかしいだろ
なんで毎朝毎朝
寝てる男の部屋に
無断で入ってくんだよ」
「狐狛~~」
私はうるさい楽火を
無視して
隣のベッドへ向かう
覗くとスヤスヤと
気持ち良さそうに
寝ている狐狛
「狐狛~朝だよー」
「ん~…」
楽火のうるさい声で
目が覚めたのか
目をこすりながら
伸びをしている