せんせいと。
第一章

あたしにとってのとくべつ。




いまはちょうど13時。
予鈴がなって15分がすぎた。


だから授業がはじまって10分たつんだけど、
クラスのほとんどの生徒は居眠りをしている。

しかも悪びれる様子もなく

堂々と。




先生はそれをきにする
ようでもなく、淡々と授業をすすめていく。


みんなもそれをわかってて
堂々とねる。





何でかっていうと、


いまは保健体育の授業中だから。








健康のこととか、
生活習慣病のこと...

とか。







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