Cherry*Love
「比奈ぁ!あたし達の席あったよぉ!」
「あ、うんッ!!」
あたしは、その男の子に軽く会釈して、まーちゃんのとこに向かった。
「あの男の子と知り合い?北小じゃないよね?」
「知り合いでは…ないよ!南小じゃない?」
「ふーん…そっか♪てか、近くだよ!!」
あたしの席は1番後ろで、まーちゃんは後ろから2番目のあたしの前。
「いっぱい喋れるね!」
「そうだねぇ−?」
その時はまだ、まーちゃんの気持ちに気付いてなかったんだ。
そのあとたくさんの教科書や、ノートを配られて、鞄はあっという間に重たくなった。
先生から、クラス全員の名簿が配られた。あの、カッコイイ男の子は、倉谷有矢っていうらしい。
「はい!起立!!さようなら!」
「「さようなら−!!」」
あたしは、まーちゃんに手をふって、急いで、お母さんの待つ車に向かった。
ガチャ。
車のドアを開けると、お母さん・お姉ちゃん・恵梨ちゃんがいた。
「恵梨ちゃん!」
「比奈ちゃんお帰り♪」
恵梨ちゃんは、お姉ちゃんが入っている吹奏楽部の友達。
「セーラー服、似合うねぇ!」
「暑いけど…」
今日、恵梨ちゃんは泊まりにくるらしい。
「あ、うんッ!!」
あたしは、その男の子に軽く会釈して、まーちゃんのとこに向かった。
「あの男の子と知り合い?北小じゃないよね?」
「知り合いでは…ないよ!南小じゃない?」
「ふーん…そっか♪てか、近くだよ!!」
あたしの席は1番後ろで、まーちゃんは後ろから2番目のあたしの前。
「いっぱい喋れるね!」
「そうだねぇ−?」
その時はまだ、まーちゃんの気持ちに気付いてなかったんだ。
そのあとたくさんの教科書や、ノートを配られて、鞄はあっという間に重たくなった。
先生から、クラス全員の名簿が配られた。あの、カッコイイ男の子は、倉谷有矢っていうらしい。
「はい!起立!!さようなら!」
「「さようなら−!!」」
あたしは、まーちゃんに手をふって、急いで、お母さんの待つ車に向かった。
ガチャ。
車のドアを開けると、お母さん・お姉ちゃん・恵梨ちゃんがいた。
「恵梨ちゃん!」
「比奈ちゃんお帰り♪」
恵梨ちゃんは、お姉ちゃんが入っている吹奏楽部の友達。
「セーラー服、似合うねぇ!」
「暑いけど…」
今日、恵梨ちゃんは泊まりにくるらしい。