【短】SKIP!!
◆亜澄SIDE◆



「あッ、ごめん。大丈夫?」



そういって差し出された手を掴み



立ち上がったあたし。



その手はとても温かかった。



「そちらこそ大丈夫ですか?」



あたしの前に立つ彼は、



あたしよりも10cm位高くって



腕に程よく筋肉がついていて



スポーツマンを連想させた。



「怪我はしてないよね?」



人に対する気遣いができる人だ・・・。



理想に今までで1ッッ番近いッッ!!



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