ひきこもりの恋心



テレビの中はいつも通り賑やかで、楽しそう


ボーッと眺めていると携帯が鳴った



『SNSからのお知らせ』
と画面に表示されていた


ネットの友達はとても楽
顔色うかがわなくていいし、話すとき緊張しなくてすむ



だれかな~?とテレビを横目で見つつ画面を見ると



遠藤康也『ロコモコ丼!?俺、それ食べてみたい!』



「えんどうこうや?だれこれ…」




これが私と彼の出逢いの始まりだった。







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