30秒と100万人(仮題)
朝は嫌いだ。

1日の始まりはどんなに眠くてもやってくる。

その始まりがやってきたら

決まった時間に家を出て

決まった時間に電車に乗る

決まった時間に学校に行って

決まった時間にバイトに行く

決まった時間に家に帰って

明日の1日の始まりに備えて眠りにつく。

惰性に身を任せ逆らう事無く過ごす。

それはこの先も内容は違えど結果的に同じ様な事をするのだろうから

そう思ってしまうと息が詰まる。

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