大好きなんです。



♪〜♪♪〜〜♪





あたしの携帯が鳴った





「すいません、少し失礼します!」





あたしは席を立ち電話に出た






『おい莉乃、どこにいる?』





「今カフェだよ!もうすぐ帰る……」






『カフェ!?誰とだよ!』






「遥斗には関係ないでしょ?



帰る時、連絡するからじゃあね!」





あたしは強引に電話を切り水城先輩のところへ戻った






「すいません水城先輩……」





「いいよ、全然!」






あっ、そういえば!!






「さっき何を言おうとしたんですか?」





ん?と頭を抱える水城先輩







何かを思い出したように言った







「あぁ、知樹の事好きなの?」






水城先輩が興味深々に聞く






「えっ、あっ、その……」





「分かりやすいな、莉乃ちゃん!」





笑いながら言う水城先輩






「大丈夫、知樹には言わないから!」





いや、そういう問題じゃなくて……






< 109 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop