大好きなんです。
♪〜♪♪〜〜♪
あたしの携帯が鳴った
「すいません、少し失礼します!」
あたしは席を立ち電話に出た
『おい莉乃、どこにいる?』
「今カフェだよ!もうすぐ帰る……」
『カフェ!?誰とだよ!』
「遥斗には関係ないでしょ?
帰る時、連絡するからじゃあね!」
あたしは強引に電話を切り水城先輩のところへ戻った
「すいません水城先輩……」
「いいよ、全然!」
あっ、そういえば!!
「さっき何を言おうとしたんですか?」
ん?と頭を抱える水城先輩
何かを思い出したように言った
「あぁ、知樹の事好きなの?」
水城先輩が興味深々に聞く
「えっ、あっ、その……」
「分かりやすいな、莉乃ちゃん!」
笑いながら言う水城先輩
「大丈夫、知樹には言わないから!」
いや、そういう問題じゃなくて……