大好きなんです。
「分かりました。」
「うん!
そういえば俺の家、莉乃ちゃんとこと近いの知ってた?」
え!?
水城…いや琉斗先輩の家が近い!?
同じ中学だったけれど、今初めて知った
「遥斗くんに聞けば分かるよ!」
「は、はい……」
そういえば琉斗先輩は遥斗の事を遥斗くんという
同年代なんだし、呼び捨てでもいいと思うのに
どうしてだろ…?
そんな事を考えながら電車に乗った
車内でも琉斗先輩が話をしてくれて面白かった
電車を降りて歩いてあたしの家に向かう
途中に琉斗先輩の家があり、琉斗先輩が教えてくれた
「今日はありがと!
知樹の事頑張って、俺応援してる!」
「あたしこそありがとうございます。」
「うん、それじゃ!」
琉斗先輩が今来た道を戻っていく
琉斗先輩が見えなくなった頃あたしは家に入った