大好きなんです。
「……怜!れーい!」
「…!なんだ、隼斗か……」
「なんだって、なんだよ!お前、なんかあった?」
ん、どうして……
あ、俺ぼーっとしてたのか
「別に、なんでもない。」
「そっか、それならいいや。あと、これな、昼休み怜がいない時に預かった!」
隼斗は手紙だけ置いて席に戻った
とりあえず手紙を開けてみる
“ 放課後4階の空き教室に来てください。
森本冬花 ”
あぁ、また告白の呼び出しか……
告白となると、知樹さんと莉乃を思い出してしまうな……
あれは、告白じゃなかったんだけど
「…くん!篠宮くん!」
「あ、何?」
「これ昼休みに預かったんだけど……」
女子が持っているのは一冊のノート
中を開くと一枚のメモ用紙