大好きなんです。
一人でやるよりも二人でやるほうがやっぱり早く終わった
終わって部室で待ってるよと知樹先輩が部室に行った
片付けを終えて急いで帰り支度をして知樹先輩のところに行った
「お疲れ、帰るよ!」
あたしの手をとり歩きだす知樹先輩
知樹先輩に着いて行くように歩いた
知樹先輩はあたしの手をとったままスタスタ歩いていく
知樹先輩が早歩きなのか追いつかなくて小走りになるあたし
それを見た知樹先輩は歩くのを遅めてくれてあたしの歩調に合わせてくれた
なんでもないことを話しながら歩いていくあたしと知樹先輩
ちょうど校門まで行った時知樹先輩を誰かが呼んだ
「とーもき!」
それは聞いたことのない女の人の声
知樹先輩がその人のほうへ向く
そうするとその人は手を振りながらあたしと知樹先輩に近づいてきた