大好きなんです。
「ほら行った!後で返事教えてね!」
背中押されちゃ行くしかないよね…?
「莉乃早く、あれ知樹さんじゃない?」
「え、知樹先輩!?」
「じゃああたしは風汰のとこ行ってくるね!」
「ちょっと、知佳ー!」
知佳はガッツポーズをして行ってしまった。
「莉乃、探したよ……」
「どうかしたんですか…?」
「これ、莉乃が良かったら行かない?」
知樹先輩が出したのは知佳が持ってた紙。
なんで、知樹先輩が持ってるの!?
「ど、どうかな…?」
「あの、お誘い嬉しいです…。
えと、ここ知佳に誘われたんです。
知樹先輩もって…。」
知樹先輩はいつもの笑顔で言った。
「もしかして、風汰と三浦さんに?」
「はい…。」