大好きなんです。
「駄目だ!そして、教えないからな。」
「もーケチですね颯太。
それだから彼女できないんすよ。」
「知樹!もう絶対言わないからな!」
「いいよ、莉乃に聞くから。」
そう言って莉乃を探す。
しかし、教室にいなくて。
教室から出ようとしたら丁度入ってくる子とぶつかった。
「あっ、すみません……」
「いーよ、俺こそごめ…って莉乃?」
驚いたように俺を見上げる莉乃。
上目遣いは反則だな……
「知樹先輩、なんでここに…?」
「莉乃を見に来た。」
「あたし…ですか…?」
きょとんとしてる、もう本当可愛いな。
「そうだ、莉乃っちは何やるの?」
「えっと、カフェです。コスプレして。」
コスプレカフェ!?
行く、行く決定したよ。