大好きなんです。
「いらっしゃい、莉乃の指名は俺で良かった?」
「…は、はい……」
「じゃあ、こちらへどうぞ?」
知樹先輩に案内され席に座る。
「これメニューね、決まったら呼んでね!」
知樹先輩がメニューを置いて奥に行った。
「ちょっと、莉乃!知樹さんすごいかっこいいじゃん!!」
「う、うん……」
知佳、あたしよりはしゃいでいる。
「それより、莉乃は決めた?うーん、どれにしよう…」
知佳はメニューを見て迷っている。
「りーのちゃん、いらっしゃい。」
「あっ、琉斗先輩!」
「来てくれたんだね!ゆっくりし…ムニュー
「琉斗くん、莉乃は俺のなんだけど…?」
わっ、知樹先輩!?
「分かったから痛いって、やめろ!」
琉斗先輩のほっぺをつまんだままの知樹先輩。
「琉斗くんは自分のところへ戻りましょうね!」
「じゃあね、莉乃ちゃん。」
琉斗先輩が戻る。
「ったく……
それで、ご注文は??」
知佳とケーキセットを頼み知樹先輩とお話しながら食べた。