大好きなんです。
知樹先輩と校舎に入っていく。
「遥斗、午後だっけ??」
遥斗っ!?忘れてた……
「午後って言ってた気が……」
「はは、じゃあ行ってみるか!」
そうして遥斗のところへ行くことになった。
「いらっしゃいま…なんだ、莉乃か……」
入るなりため息つかれた。
「なんだってなんだ!俺もいるぞ?」
「知樹か……莉乃はやらんぞ………」
「いいよ、奪うから!」
え、奪う…?
何かよくわからなかったけど……
それから遥斗に案内してもらいドーナツを注文した。
「遥斗、執事似合うじゃん!」
「余計なお世話だ。」
遥斗は相変わらず無愛想で…。
遥斗たちのクラスを出てから校舎を一周して体育館に戻って来た。
「ありがとうございました。」
「いいの、俺が買いたかったの!」
校舎を見ているうちに知樹先輩がクレープ、アイス、お団子、色々と買ってくれた。
「莉乃、中行こ。」
「…はい。」
部室に行きクレープを食べた。
「美味しい?」
「美味しいですっ、ありがとうございます!!」
「んじゃ、ちょっとちょーだい!」
あたしの手からクレープを取り食べる知樹先輩。