大好きなんです。


あの時のいたずらで嘘だと思っていた



怜くんがあたしを……



そんなわけ絶対ないって思っていた



あたしと怜くんはあり得ないって



まさか本当だったとは……




嬉しい気がするけど違和感がある




「こんな恥ずかしい事二度と言わない。
だけどいつか莉乃をふりむかせるから…」



怜くんがそれだけ言って走って行った



いつの間にかあたしの家の前まで来ていたみたい




怜くんが振り向かせるって……



告白?されちゃった……



どうしよう…?



怜くんがなんであたしなんか……






「おい、そんな所にいたら風邪ひくぞ?」



あれ、そのまま立ち尽くしていたみたい



遥斗に言われて家に入った








「あっ、おはよー莉乃!」



「おはよう、知佳。」



教室にはいると知佳があたしのところに来た



「ねえ、莉乃って白沢だったよね?」



「そうだけど、どうかしたの?」



「13hrの篠宮怜くんも白沢だよね?」



れ…怜くん!?



「そ、そうだよ!」



「やっぱり!」



知佳は羨ましがるように言った



< 21 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop