大好きなんです。
あの時のいたずらで嘘だと思っていた
怜くんがあたしを……
そんなわけ絶対ないって思っていた
あたしと怜くんはあり得ないって
まさか本当だったとは……
嬉しい気がするけど違和感がある
「こんな恥ずかしい事二度と言わない。
だけどいつか莉乃をふりむかせるから…」
怜くんがそれだけ言って走って行った
いつの間にかあたしの家の前まで来ていたみたい
怜くんが振り向かせるって……
告白?されちゃった……
どうしよう…?
怜くんがなんであたしなんか……
「おい、そんな所にいたら風邪ひくぞ?」
あれ、そのまま立ち尽くしていたみたい
遥斗に言われて家に入った
「あっ、おはよー莉乃!」
「おはよう、知佳。」
教室にはいると知佳があたしのところに来た
「ねえ、莉乃って白沢だったよね?」
「そうだけど、どうかしたの?」
「13hrの篠宮怜くんも白沢だよね?」
れ…怜くん!?
「そ、そうだよ!」
「やっぱり!」
知佳は羨ましがるように言った