大好きなんです。
「後で言うね!!」
「はい、ありがとうございます!!」
支度をしに部室へ行く知樹先輩。
あたしも支度をしに部室へ行き部活の支度をする。
「おい、莉乃。」
「は、はい!…げっ……」
振り返ると風汰先輩が…。
そして最後に変な声が……
「どんな驚きようだ、いらないのか?」
と言って風汰先輩が持っていたのは花火大会についてと書いてある紙。
これ、知佳の字…。知佳いつの間に……
それに、あたし専用って…。
「まぁ頑張れよ。」
と言っていってしまう風汰先輩。
「りーの?帰るよー??」
「あっ、ちょっと待ってくださーい!」
急いで部室に戻り支度をするあたし。
「お、お先に失礼します!!」
バタバタしながら奏先輩に挨拶する。
「莉乃ちゃん、ちょっと待って!」
奏先輩に止められる。
「なんですかっ!!」
「莉乃ちゃんに言うの遅くなっちゃったんだけど…。」
ん……なんのことだろ…?
「ひ、日向とね、付き合うことになったの…。」
日向先輩と…?
「おめでとうございます!!」
日向先輩と奏先輩お似合いだからな…。
「ありがと!もっと話したいんだけど、そろそろ知樹が怒りそうだからまた話すね!」
あっ、知樹先輩!!