大好きなんです。



「莉乃ー?風邪引くぞー」



知樹に送ってもらったんだなとぼそっと呟いた遥斗と家の中に入った





「そんで、携帯は見つかったのか?」



遥斗はソファーに座りテレビを見ている




「見つかったよ、知樹先輩が見つけてくれたんだけどね……」



「ふーん、知樹が……」



「うん、そうだよ?」



「ほー」



そう言うと遥斗は立ち上がってキッチンへ向かった






あたしもお風呂に入る事にした



遥斗ご言っていた知樹先輩が……というのが気になった



でも、知樹先輩の事を考えると気持ちがもやもやする



これが何か分からないままお風呂から上がった




明日も学校だし知佳に話してみよう





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