大好きなんです。
突然の出来事
知樹先輩らしい家
「ほら入って?」
玄関で立ち止まってたあたしにスリッパを出してくれた
「ありがとうございます……」
「いーえ、遥斗には連絡着いた?」
「メール送ったんですけど、返事がまだです。」
そう言った途端あたしの携帯が鳴った
画面には“遥斗”と書いてあった
「はる…『莉乃!知樹の家に泊まるってどういう事だ??』
あーめんどくさい事になってる
あたしは今までの事を遥斗に話した
『そ、そうだったのか……
知樹いたら変わって……』
知樹先輩に携帯を渡した
遥斗落ち着いたしとりあえず良かった
しばらく知樹先輩と遥斗が話していた
何を話しているのかな…?
ん…?
知樹先輩があたしの肩をつついた
奥の部屋のほうを指している
「リビング行ってて?」
知樹先輩が小さな声で言った