大好きなんです。




知樹先輩がどさっとベッドに掛け布団を置いた








「じゃあ、莉乃ちゃんはこっちで!」







と言ってベッドを指した








泊まらせてもらっているのにベッドも借りちゃうのは悪いな……







「いえ、知樹先輩がベッドで……」







「俺はこっちで寝るから!



莉乃ちゃんがベッドでね…?





風邪でも引いたら困るでしょ?」







知樹先輩がいつの間にか布団を敷いていた








電気消すよと言って布団に入った知樹先輩






知樹先輩には悪いけどベッドを借りよ……







「知樹先輩…ベッド借りますね……」







「全然いいよ!おやすみねー」







「お休みなさい……」








知樹先輩が電気を消して部屋が暗くなると同時に吹っ飛んでいた眠気があたしをおそってきた




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