大好きなんです。





寝息が聞こえるほうを向くと知樹先輩が頬杖をつきながら寝ていた







これ、知樹先輩の家に行った時も見た……







知樹先輩のこの仕草がなんともいえない







思わず胸がキュンとしてしまう……







少しだけ知樹先輩を見ていた












知樹先輩を見ていると何かが頭にぶつかった







それはちょうど机の上に落ちた








…紙くず……?








くしゃっと丸められた紙を開く








『知樹起こしてやれよ、遥斗』







紙にはそう書かれていた








遥斗の仕業か……








遥斗のほうを見ると鼻で笑われて他の方を向かれてしまった









知樹先輩をずっと寝かせて置けないと思ったあたしは知樹先輩を起こす事にした
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