あたし


あんなあたしでも友達になりたいと言ってくれた事が,なんだか少し嬉しかったんだ。





…その時だった。




「どうせみんな…うざいんでしょ??」



かすかにそう聞こえた。



あたしはその言葉を聞いてバッと振り返った。



『は??』



「うちもあいつら…みんなうざいんだよね!!」



その言葉を聞いた瞬間,あたしは固まったように…ただ睨みつけるように中島花梨を見た。
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