ナツの物語
30分、ボーっと歩いてたら校門に着いた


うわ~…
校門落書きだらけ…

確か不良校だっけ?
地味に暮らせばいいよね。


校内に入ると、生徒たちにジロジロ見られた。
居心地が悪い…


周りをチラチラ見ていると、人にぶつかった


「いたっ!」


「だ、大丈夫?」


お、男…。
ぶつかったのは男の子だった。


「い・・・」


「い?」


「いやぁぁ!!」


男の子から離れて全力で逃げて、木に隠れた。


「や、そんなに怖がんなくても・・・」



「ヒック…ヒック…うぅ…」


「ごめん、近づかないから安心して?」




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