ナツの物語
「俺は辻本静、ここの2年生、るりちゃん、職員室わかる?」


「呼び捨てでいいよ、わかんない・・・」


「じゃあるり、教えてあげるよ」


静くんは私の手を差し出した、えっと・・・


「あぁ、ごめん、さっき苦手だって言ってたのにね」


手を後ろにやり、静くんはにこりと微笑んだ


「いこっか」

後ろを振り向き、ゆっくりとどこかにむかっていくので、静くんの服の袖を掴んだ


「あの・・・お願いします//」


「えっ・・・!?うん…//」


何でかな、静くんの顔が赤い気が・・・?
もしかして、不愉快とか・・・!?

馴れ馴れしかったかな・・・。
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